ものづくりの根幹を支える
素材に関わる仕事にやりがい

2006年入社
化学・素材設備事業部 事業部長(取材当時)

Kitano Akihiro

北野 晃寛

『丸紅グループ』のネットワークをフルに活用

2006年に大手メーカーから転職してきました。前職では、国内営業の仕事をしていましたが、学生時代に留学していた経験もあり、やはり英語を活かしてグローバルなビジネスに関わっていきたいという思いで当社に入社しました。
国内外に幅広く展開している丸紅グループのネットワークを生かし、さまざまな業界の生産現場に深く入り込み、ビジネスを展開できることが丸紅テクノシステムの魅力のひとつです。
現在は事業部長として、化学プラント向けの各種設備、リサイクル商材、不織布や人工皮革など高機能繊維の製造関連設備を扱う事業部を取りまとめています。

ディテールにこだわった仕事で
“三方良し”の関係を築く

さまざまな業界、多種多様な設備、グローバルに点在するお客様たちが存在し、それぞれの“ものづくり”の現場に直に触れられることがわたしたちの仕事の魅力です。
素材を作るための設備を主に扱っているので、一般消費者からはわかりにくい部分がありますが、わたしたちが携わり、納めた設備がきちんと稼働して、はじめて“素材”が生産され、それが加工されることで消費者の皆さんの手元に届く“製品”が生まれます。“ものづくり”の現場、根幹を支えているという自負を持って、大きなやりがいを感じて仕事に取り組んでいます。
商社として、お客様と機械メーカーを取り持って、お客様、機械メーカー、当社の“三方よし”の状態を、絶えず変化し続ける環境の中で追い求めていくことが、わたしたちの仕事の難しさであり、また挑戦し甲斐のある醍醐味だといえます。

部長職としての仕事のディテールを突き詰めていくために日頃からの部下とのコミュニケーションも欠かさない。

海外では“悪魔は細部に宿る”、日本では“神は細部に宿る”と言ったりしますが、細かいところにまで気を配り、細かいところを突き詰めていくことで、悪魔(リスク)を排除し、神(幸運)を招き、いい仕事ができると私は思っています。“細部(ディテール)をおろそかにしないこと”と、事業部のメンバーには事あるごとに伝えています。

海外駐在の経験を通して商社パーソンの視野を広げる
“日本のものづくり”に貢献していきたい

入社以来、国内外の化学プラント向け設備の取り扱いが主な業務でしたが、2016年度からは親会社・丸紅のドイツ拠点の一つであるデュッセルドルフ支店に3年間駐在しました。ドイツ駐在時には化学プラント向け設備に加えて、包装・容器システムや機能材設備、自動車関連設備などの幅広い分野のビジネスに携ることができました。商社パーソンとしての視野を広げる貴重な経験ができました。

当社でのキャリアを通じて、“日本のものづくりを支える仕事をしていきたい”という想いがますます高まっています。取引先メーカーには、中小企業であっても高い技術力を持つ会社がたくさんあります。そのような企業のキラリと光る、特長ある技術を国内、海外問わず、どんどん紹介していきたい。そして、付加価値の高いものを創り出し続ける大手のお客様に対しては、新しい設備のアイデアや新たな用途コンセプトを提案することでお客様の高いレベルの要求に応え、これからも日本の“ものづくり”に貢献していきたいです。