工作機械業界に20年
生産財の新たなカタチを模索

2010年入社
車体設備・工作機械事業部 チーム長
(取材当時)

Konuma Masaki

小沼 正樹

1ミクロンの精度に触れ
“魔法”のようなものづくりの世界へ

大学時代は経済学部で、機械とは全く関係なかったのですが、結果的に約20年、この業界に携わり、現在は工作機械事業部でチーム長を任されています。
国産第一号の旋盤を作った老舗工作機械メーカーの営業からキャリアをスタートし、当社へは転職で入社しました。
重量物が1ミクロンの単位で動く工作機械を目の当たりにし、“魔法のようだ”と感じ以来、工作機械に魅せられています。今の職場はエンジニアが多く、また、営業マンでも技術の内容を話せる人間が多いので、私にとっては非常に刺激的な環境です。

“時代の変化が早く、ものづくりの現場や生産財が変わる環境の中で”
取引先と仕入先の成功と発展へ貢献したい

機械を作り出すための設備、工作機械は“マザーマシン”とも呼ばれ、全てはここから生まれてきます。
ただし、ものづくりをするお客様にとっては、工作機械や生産財は、あくまでコスト。だからどうしても先ずは、コストを抑えた設備の導入と運用に注意が向かいます。我々としては、お客様のニーズを正しく理解したうえで最適な機械を提案して、丁寧な説明につとめます。そして機械を活用して付加価値を生み出すことを通して、お客様が利益を生み出していただけるような環境づくりを常に心掛けています。

時代の変化が早くなり、様々な産業やものづくり現場が変わっていく中で、生産財も変わっていきますが、工作機械を導入するお客様の中には、非常に斬新かつ効果的に機械をオペレーションして新たな加工方法を編み出すような、オピニオンリーダー的な方がいらっしゃいます。彼らとの積極的な意見交換につとめるだけでなく、そこで獲得した助言やアイディアを、工作機械メーカーへ共有・提言することも心掛けています。

社会や会社への貢献、そして自分自身の成長を目指して。

チーム長という立場も任せられていますので、人材の育成や組織の運営の面で難しさを体感することもありますが、それ以上にやりがいも感じています。今後も新しいことにチャレンジして、会社にそして社会へ貢献していきたいと考えています。そして結果として自分自身もまた、更に成長できればと思います。